登山の延長として始めたキャンプなので、所持しているテントは小型軽量。
これまで、テントはテント、タープはタープでレイアウトしていましたが、冬場のキャンプはいつも寒さとの格闘。
いつかカンガルースタイルにしたいと思って、シェルターやタープで自分の理想にかなったものを探していました。
DODのヨンヨンベースも良いんじゃないかと思ったけれども、探していた時はどこも在庫切れか定価以上。
そんな時に見つけたのが、soulwhatの「かまくらドーム型テント 雪見」でした。
赤と白の目を引く可愛らしい見た目も気に入りましたし、TC素材のドーム型テントの珍しさ(私見ではありますが、コットンのティピー型テントはたくさんあるのに、ドーム型テントは他に知りません。幕の重さにフレームに負担が掛かりすぎるせいでしょうか)も気になりました。
でも、一番気持ちをグッと引かれたのは、H型のポールを3本重ねて作られたフレームの形状でした。
規則的で美しいんですよね。
他にも、ドーム型テントなので、風がなければガイロープ不要で形になるのでスペースを計算しやすいというメリットも購入の決め手の要因になりました。
ちなみに、これは人によりけりですが、フロアレスです。
私の場合は、カンガルースタイルでの使用を考えていたので、フロアレスは好都合でした。
購入して半年。
ようやく初張りの機会が訪れました。
場所は奥飛騨のオートキャンプ場の川沿いのエリア。
快晴無風のベストコンディションです。
収納袋に収まった状態です。
最初に写真を取り忘れたので、初張りのあとに収めた状態の写真となりました😅
結露により水分も含み、形も四角になってしまいましたが、
収納サイズは、L 65cm × W 25cm × H 25cmとなります。
※総重量は、約8kg。
この中に、ベース、テント本体、フレームが収まっています。
最初にベースを広げてペグダウンします。
※ペグとガイロープは、商品に付属していないので別途用意が必要です。
※ペグは必須です。
鳩目に差し込むので、ピンペグが最適解だと思います。
このベースをきれいに張ることが、きれいにこのテントを張るコツだと思います。
ベースを張ったあとに、H型のフレームを組み立て、グロメットに差し込みます。
同じH型フレームが3組を、六角のベースの4点にそれぞれ対角隣り合わせになるように。
グロメットには、1点に2ヶ所ずつグロメットがあるので、すべて外側になるように。
そうすると⬇️の写真のようになります。
いくらか慣れが必要だと思いますが、フレームワークのイメージは簡単です。
ベースの張り方が悪いと、フレームが抜けてしまいますので、フレームを形作りながら、ベースの位置を調整していくときれいに張れると思います。
フレームが完成したら、天幕を被せます。
正直、ここがとても苦労しました。
TC素材なので、本体はそれなりに重量があります。
※総重量約8kg。
持ち上げて被せることは、男性であれば難しくないかもしれませんが、重みがかかると、フレームがグロメットからすぐに外れてしまい、何度も差し込み直しました。
※ベースがきちんと張れておらず、フレームがきれいな半球状になっていなかったために、かかる重さに偏りが生じたことも原因の1つにあるかもしれません。
他のブログを後で読みましたが、端から被せるのではなく、中央から持ち上げて広げていく方が良いのかもしれません。
ちなみに、男2人で四苦八苦しながら被せました。
慣れるまでは、1人で被せるのは難しそうです。
天幕を被せたら、ベースのバックルにカチッと合わせて、完成です。
※バックルをはめれば、全体的に安定しますが、風がある時など、ガイロープで固定することは当然ながら必要です。
若干いびつな形に仕上がりました。。。
倒れたりする心配はなさそうなので、今回はこれで良しとしましたが。
袋から中身を出して約30分くらいでしょうか。
テント本体にはスノースカートもついており、冬場の使用も想定された作りになっています。
コット、ストーブ、チェアをインしてみます。
余裕があります。
ティピーテントと違い、端の方も比較的垂直に立ち上がるので、テント内を有効に使うことができます。
コットを入れたままでも、横に二人分のリビングスペースが確保できてしまいました。
コットを外に出せば、4人くらいまでならリビングシェルターとして使えそうです。
ちなみに展開サイズは、L3m×W3m×H175cmです。
一番高いところが、だいたい私の身長と同じくらいですが、いつも山岳テントを使用していた私にとってはとても広々と感じました。
そして天井には、天窓が付いています。
上手く張れていたら、真上で3本のポールが交わっているはずですが、、、ずれています。。。
ギリギリ天窓に干渉しない位置で助かりました。
天窓はメッシュ付きで、2ヶ所にあります。
今回は、残念ながら、きれいに張れたとは言えませんでしたが、新しいテントの良さと可能性を十分に知ることができました。
耐熱対策さえ出来れば、薪ストーブもインできるのでは。
フロアにシートを敷いて、妻と子供と3人で使うのも良いかも。
楽しみな想像が膨らみます。
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